昨日は午後から名古屋で用事があったので、午前中は前から気になっていたコスチュームジュエリー展へ。

私はあまりアクセサリーを身につける人ではないのだけれど、というか職業柄身につけないので、プライベートでもつかなくなってしまった。
今の職場はピアスもNG

でもキラキラ光るものは大好きなので、雨の中お出かけ。
最寄りの駅の駅員さんに、雨がひどくなると電車止まるかもしれないので、夕方は早めに帰ってくるようにと。

会場に入ると煌びやかな世界。

でも宝石ではなく、ガラスや貝や樹脂など、多種多様な素材で作られている。

そもそもジュエリーの定義というのは、貴金属や宝石など希少価値の高いもの。使用素材に制限がないものはアクセサリー。

20世紀初めにポール・ポワレが先駆けとなり、コスチュームジュエリーを提案。

その後シャネルやディオール、サンローラン、ジバンシィがこぞって取り上げる。

「これは偽りなく美しいニセモノのジュエリー」
あえて本真珠と模造バパールを組み合わせて身につけたシャネルの言葉。

素材がなんであれデザインやスタイルにこそ真の価値がある

その時代の女性たちに装う楽しみはもちろん、生きる活力、自由や自立の精神をもたらした。

煌びやかの中に、バッタやえんどう豆、ちょっとクスッと笑ってしまうような題材のブローチ。

1人できてる人も多いのだけれど、お友達同士できてる人もおしゃべりなんてしていない。

そこまで引き込まれるコスチュームジュエリー展

6月末まで愛知県美術館で開催されています。