「人生にブランクなんてない❗️」
今朝のNHKのアサイチで、私の心に刺さった言葉である。

朝ドラを見た後、コーヒーをのみながら、そろそろ洗濯物を干さなくちゃと思っていると、今日のテーマは私たち主婦の働き方の年収の壁。

私もその年収の壁があるために10月11月になると勤務時間を減らしたり、シフトを減らしたり。
職場は職場で、スタッフ不足で右往左往する。
そんな経験から、うんうん、そうよねーとか、働きたくても働けないのはもったいないのよねーなどと思いながら見ていた。 

でもそんなコーナーももう終わるころ、ゲストで説明をしていた先生が 
「人生にブランクなんてありませんからね〜」 
とおっしゃった。

確かに私も結婚を機に、働いていた会社を退職した。
当時は、寿退社するのが当たり前の時代で、先輩たちもそうだったので、私も右にならえ、で退職をした。

その後、出産し、3人の子育てをし、次男が幼稚園の年中さんの頃、そろそろパートでも〜と思ったのだけれど、家庭に入ってから10年以上経っていた。

働きに出るにしても、10年以上家庭にいると、かなり勇気が必要だった。
私に何ができるのだろう?
パソコンだって、家庭にいたら、年賀状を作る時にちょっと触るくらいで自信がない。

10年のブランクは私にとってかなり高いハードルだった。

が、家の近所のスパゲッティ屋さん壁にアルバイト募集の張り紙を見つけた。
勇気を出して、面接に行ってみた。10時から2時くらいまで、ランチの時間のみのお仕事。
そこで採用され、子どもが大きくなって長い時間働けるようになって他の職場に移ったり、今までにもいろいろな仕事をしてきた。

最初のスパゲッティ屋さんもホールだったけれど、忙しいとキッチンの中に入って手伝うこともあった。
まぁ一応主婦だから、料理もできるし。

10年、家庭に入ってる間も、子どもたちの幼稚園や学校で、PTAの役員をやったり、それはそれで勉強になったし、子どもに教えられることもあり、子育ては自分育てなんだなと実感することもあった。

そんなことが仕事の中で役に立ったこともあった。

子育てしている間はブランクではなかったのだ。

今日のアサイチで、そんな気づきをもらった。

今、子育て真っ最中のお母さん❗️人生にブランクなんてないからね❗️
子育てが落ち着いたら、自信を持って、社会に出てね❗️

と年収の壁のお話なのに、全く違うところで感動した私だった。