さて、楊貴妃風に変身したので、昨日、城壁の上から見たチベット寺院は行くことに。

西安では観光地に行くと、楊貴妃風の格好をした人が闊歩している。そんなお店もたくさんあるのだろう。若い人たちも私たちのような年代の人も、はたまた男性でも。男性は始皇帝なのか?謎だけれど。

なので私がそんな格好でタクシーに乗っても、違和感もないし、特に注目されるわけでもない。

チベット仏教のお寺広仁寺。
とても色鮮やかなお寺である。

お店でお線香を購入するのだけれど、そのお線香が花火かと思うくらい、太くて長い。
しかも3本1セット
お線香をあげるところが4箇所あるので4セットと言われて、旦那さんが2人分で8セットお願いすると、自分のお金で払わないとどうやらご利益がないらしい。

がしかし、日本よりもキャッシュレスが進んでいる中国で、私は支払うことができない。

それを説明すると、じゃあしょうがないーね、そんな感じだった。

しかも中国はお賽銭もキャッシュレス。
QRコードを読み込んで、自分の希望の金額を入力する。

昔、お賽銭を投げ込む音を聞いて、神様や仏様が出てきてくれると聞いたことがあるのだけれど、もうそんなご時世ではないのかな?
日本も近いうちに、お賽銭まで、なんちゃらPayになるのだろうか。
なんだかそれはちょっと寂しいなーと思う。

でも広仁寺はとてもいいお寺でした。

タクシーに乗ってホテル近くまで戻り、やっぱりどうしても楊貴妃の水餃子が食べたいので、またあのお店に行くことにした。

コース料理で設定されていたので、前菜、スープ、餃子、水餃子、果物が出たので、終わりかと思ったら、また水餃子がー。
これも食べきれないのでお持ち帰りにした。

楊貴妃の水餃子は、お椀の中にランダムに取り分け、お椀の中にいくつ、水餃子が入っていたかだ占いをしていたそう。

一つだったら、人気No.1
二つなら、お盆とお正月が一緒にきたくらいのいいことが起こる。
などなど。

ポジティブなことしか言われないようなのだが。

ちなみに私は四つ。
四つは四季を通じてお金が儲かるということらしい。

お腹がいっぱいになったし、3時過ぎに衣装を返すことになっていたので、ホテルへと戻り、化粧を落として、衣装を脱いだ。

いい経験でした。

そしてちょっとお土産を買って、ホテルの裏にある、空港行きのバスターミナルへ。

もうすでに人は集まっていた。
荷台に荷物を入れ座席へ。

疲れ果ててウトウトしていた。1時間半くらいで空港へ。

ふとみると、国内出発という文字。
アナウンスがないので、めちゃくちゃ慌てて降りる。
私たちが降りた瞬間、ドアが閉まり、バスは動き出す。

え?荷物‼️

私はバスのボディをガンガン叩いた。
バスは止まって、ドアが開き、運転手さんはなに?って感じでこっちみる。

「Baggage‼️」と叫ぶと、降りてきて荷台を開けてくれて事なきを得た。

アナウンスがある事を当たり前だと思ってはいけない。ほんとに日本は至れり尽せりなんだなと痛感。

無事に飛行機に搭乗することはできたが、満席だった。上の荷物ラックもいっぱいである。CAさんも他の荷物を寄せたりして、なんとか場所を確保しようとする。

ここ空いてる〜的なことを言った人がいて、みると、救急箱やら消化器が入ってるところ。
CAさんが、ここはダメです的なことを言って閉めても、また他の人が開けている。

だからダメですって。

まるで吉本新喜劇のようなやりとり
(言葉がわからないので、かなり私の妄想が入っています😆)

それでも無事に飛行機は離陸し、天津に到着しました。