さて、2日目はバスの集合時間が7時半前後(なんてアバウト)と言われて、ホテルの朝食も7時からと言われたので、朝食を食べず、コーヒーとラウンジでもらったカステラだけを部屋でも食べて、ホテルの前の道路へ。
時間通りに来てくれて、バスに乗り込む。いくつかのホテルを転々として、バスに乗せて行くのだけれど、日本人は私たち2人だけ。どうやら中国人向けのツアーに紛れ込んでしまったらしい。

ガイドさんが、バスの中のマイクを使って話している。それもご丁寧ににエコーまで効いている。
そのうちテレサテンの「つぐない」でも歌い出しそうな〜。

言葉のわからない私たちにしてみたら、ただの雑音である。

そしてそのガイドのお姉さんは、華清池に着くまでの1時間半ほど、とても早口な中国でマシンガンのように話していた。

華清池は玄宗皇帝が楊貴妃のために作った離宮で、温泉が有名な場所である。
今でも足湯ができたりするのだが、早口で説明らしきことを喋っているガイドのお姉さんを追いかけなければならないので、
足湯はできなかった。

華清池を後にしてしばらく走る。ここでもガイドのお姉さんのマシンガントークは止まらない。

バスはどこかの建物の前に止まり、バスから降りる人もいればそうでない人もいる。

なんだろ?と思って、後ろに座っているお姉さんに旦那さんが聞いてみた。

どうやらここで劇を見るのだけれど、私たちは高いから頼んでないということだった。私たちもどうせ言葉がわからないので、バスに乗ったままいると、ガイドのお姉さんが走って、あなたたちはこのチケットの買ってるのよ、早くバスから降りてー的なことを言ってチケットを渡された。

劇もいくつかの部屋を転々として順番に見て行くのだけれど、やっぱり言葉がわからないので、さっぱりわからない。これ、いつまで続くんだろ?

どうやら兵馬俑がどうしてできたかという話だったと思うのだけれど。

そこを後にすると、昼食を食べるところに連れて行ってもらった。バイキング方式で好きなものを好きなだけ食べられるというものだった。

時間が余っていたので、ソファに座って待っていると、隣は私たちの後ろの劇のことを教えてくれた方。
どこで買ったのか、私にざくろジュースをくれた。

そしてそろそろ集合時間だから行くよーと教えてくれた。なんて親切なんだろー。

そしていよいよ、バスは兵馬俑は向かうのだった。