病院ラジオというものをご存知だろうか?
NHKで放送しているのだけれど。

サンドウィッチマンが、病院に出張ラジオ局を開設!
患者や家族の日ごろ言えない気持ちをリクエスト曲とともに聞いていく。
ラジオを通じてさまざまな思いが交錯する、笑いと涙の新感覚ドキュメンタリー。

そんなステキな番組である。

私も放送されていることは知っていたのだが、たまたまタイミングが合わなかったりして、今朝、初めてテレビで視聴することができた。

みなさん、それぞれのドラマがあり、さまざまなことを乗り越えて今日がある。ずっとウルウルしながら見ていた。

その中でお一人の方がこんなことを言いながら、涙を流した。

「ずっと人前で泣くのはやめようと思っていた。ずっと泣くことを我慢してきた。
今日は泣いちゃったけど、これを最初で最後にするからね」

私は人前で泣いちゃってもいいんだよ。
心を許せる人だったら大泣きしちゃったっていいんだよ。

そんな声をかけてあげたかった。

私だって、がんを告知された時は、バレトンの先生の前で、話を聞いてもらいながら大泣きしたことがある。

その大泣きしたことがきっかけで、私の心の中が少し変わったような気がする。

楽しくて笑っている私も私なんだけど、辛くて悲しくて泣いたり、怒ったりするのも私なのだ。

大橋先生も講演会の中でいつもおっしゃっている。

「気ぃ楽に、患者風を吹かせて、しぶとくいきましょ」

サンドウィッチマンさん、お二人の温かいお人柄で、ウルウルしながらも見終わった後はなんだか温かい気持ちになった。

みなさんも機会があれば一度、ご視聴ください。

病院ラジオのリンクはこちら

https://www.nhk.jp/p/hospital-radio/ts/4LP7MJWPN9/