先週は本当に怒涛のような1週間で、いろいろなことが起こりすぎ、頭の中が全くついていけなかった。

新しい職場の初出勤で、今までにやっていた仕事とは全く違うし、今年に入ってから仕事はしてなかったので、身体も頭も鈍ってしまっている。

若い頃ならすぐにリカバリーできるのだろうが、私のような年齢になるとなかなかそうは行かない。

そんなこんなでやっと土曜日。
天気が良くなかったこともあり、昼間は家で過ごす。

夕方は長男の母校の竹林で、竹の中にろうそくを灯し、ライブをするという年に一度のイベントが行われた。

雨が降ると中止になってしまうので、心配していたのだが、HPを確認しても、中止だとは書いてないし、雨も止んだので出掛けてみた。

長男の母校が駐車場として開放されていたので車を停める。

部活が終わった高校生野村店長が、おしゃべりをしながら、バスを待っていたり、校門あたりでふざけあっていたり。
「長男もこんな風だったなー」
卒業してから8年くらい、たっているので、なんだか懐かしくなった。

竹林へ向かう階段を降り、道路を渡って竹林の中に入ると、そこは現実とは別世界の、なんとも幽玄な世界である。

バンドが演奏していたりするのだけれど、ホールや体育館で聴くのとは音の響き方が違う気がする。
周りに竹があるからなのか?

そしてろうそくの灯りは、どうしてこんなに人の心を癒すのだろう。
そこにいるだけで、この怒涛のような1週間が、もしかしたら夢だったのか?と思うような、そんな時間だった。

このイベントもコロナでできなかった時期もあったのだけれど、ずっと続けて欲しいイベントだな〜と思った。

時間に追われる現代人にはこんな時間は大切なのだ。