keithさんのブログ -3ページ目

ひとりぼっちの世界

「ストーンズなんか
解散だ!ニューバンドをやる」

84年
ミックジャガーは
ソロ活動を宣言した

ストーンズは今まで
アルバム発表後に
必ずやってきた
ワールドツアーも
白紙になっていた

師匠キースは
「ミック抜きでも
アルバムを作る
ツアーもやってやる!
解散したフーの
ロジャーダリトリーにボーカルを
頼んでやるぜ」
と言って怒り心頭だった

実際ミックと師匠は
すれ違いが続く

折から当時はロック界の
仲良しチャリティー
ブームでミックは
デビットボゥイ
マイケルジャクソン
ライブではティナターナーなど
共演してソロを
アピールしてる

師匠も負けじと
ロンウッドとともに
新人バンドから
サンシティなどの
アルバムに参加

また大師匠チャックベリーの
ライブをプロデュース
これはいずれ
意外な展開になる…

ライブエイドでは
ボブディランに誘われて
気まぐれ(笑)
に付き合わされていた

86年の
「ダーティワーク」は

まさに二人が
別々にレコーディング
してキース主導で
作られたようだ

ジャケットの真ん中に
どっかり座るのは師匠
ミックはそっぽ向いてる
寂しそうな他のメンバー

この時のシングルカット
「ワンヒット」の
ビデオでは本当に
ケンカしてるような
二人の姿が
写し出されている

やはりツアーは無く
もはや解散なのか?
と思われた88年

まさかの師匠キースが
ソロアルバムを発表した

これには誰もが
驚かされた

アローリングストーンギャザーズノーモス

転がる石にコケは
つかない

ストーンギタリスト紳士録

エルモアジェイムスのブルースを
ボトルネックでやる
ブライアンのプレイを見た
師匠(キースリチャーズ)は

「こんなウマイ奴が
いるのか?」と思った

チャックベリーがやっと弾けた
師匠にとっては衝撃だった
師匠はギターに関して
いろんな事を
ブライアンから学んでいる

ストーンズがメジャーに
なるとブライアンは病み出し
ギターに触れなくなる

師匠は一人で
ギターワークを背負った

ブライアンの後釜に
ツェッペリン結成前の
ジミーペイジを加入させる
話があったらしいが

オーディションで
一番最初のミックテイラーを
聴いた師匠は
「奴にしてくれ」と
言って席を離れた

テイラーは若かったが
エリッククラプトン直伝の
リードギタリストとして
ストーンズに入った

この頃師匠は
リズムギタ-中心で
リードはテイラーに任せた
そのため師匠は自分の
ギタースタイルを
見事に開花させた

ただのギタリストだけの
自分の存在に
テイラーは疑問を感じたため
ストーンズを脱退する

ジェフベック
ロイブキャナン
ウェインパーキンス
など

ストーンズの
ギタプレーヤーを選ぶ
セッションに

ピートタウンゼントから
「キースとやれよ」と
言われた

ロンウッドがいた

ロンはフェイセスの
メンバーだが
ロッドスチュアートが解散させたため
ストーンズ入りが決まった
それからのストーンズは
リズムでもリードでも
ない二人のギタリストが
展開されていく
メンバーは結束して
バンドは巨大化してゆく

近年禁酒してるロンに
「クダラねぇ退屈な野郎だ」と師匠は言い
ロンをひどく怒らせた

それを聞いた師匠は
銃を持ち出して
ロンの家に行き
「お前を殺してやる!」
と言って銃を向けた

もちろんマスコミ向けの
タチの悪い(笑)ジョーク
なのだが

それくらい他の
相棒では考えられ
ないくらい師匠は
ロンウッドが
好きなんだろう