3月23日午後2時過ぎ、後ろ髪を引かれながらニューオリンズを出発。
インターステートハイウェイ10に別れを告げ、I-55にのる。
LAに住んでいたときはI-10の沿線に住んでいたので、なじみの道から外れることで、これで本当に今までの生活とはお別れなんだな、なんて思う。
アメリカのハイウェイには基本的に、東西を通る道に偶数、南北には奇数が割り当てられている。そのなかでも5で割り切れるのがもっとも重要なハイウェイとなっている。とてもわかりやすい。
さくさくとミシシッピ州到着。州境を超えたところにあるウェルカムセンターにて一休み。
ミシシッピ川の恩恵をこうむっているのか、木々が鬱蒼としている。
なんというか、とくに書くべきことが見つからない。
ニューオリンズを去ってから、妙にテンションが落ちている。
街道ぞいの森は美しいというのに、憂鬱な気分でひたすらに、今日の目的地に向かう。
夜9時過ぎ、テネシー州メンフィスに到着。
距離395マイル(632km)、7時間ほど。
この日の宿は、ベストウェスタン
食べに行く時間もないので、非常食のうどんを電子レンジで作って夕飯にする。
それからご飯を炊いておく。明日の昼食はおにぎりだ。
元気なのは息子だけ。部屋で跳んだりはねたり、なかなか寝ようとしない。
大人はぐったり。
おまけに息子が
「おうちかえりたーい」
「じいじとばあばに会いたーい」
「○○ちゃんとあそびたーい(○○はお友達の名前)」
と無邪気にせがむのを聞いて、大ダメージを受ける。
わたしだってLAに帰りたいよーと、息子と一緒にだんなに訴えてみる。
「そんな事言うなよ( ;´Д`)」
とダンナも困り顔。
そういえば、わたしたち「住所不定無職」だわ。よく考えたら一家全員で宿無しなんてありえねぇ。これから大丈夫なのか?
3月24日朝。
メンフィスといえばエルヴィス・プレスリーのゆかりの地ですが、残念ながらわたしたちはそれほどプレスリーに興味がない。
プレスリーの像
B.B.キングには少し興味がある。

ダンナが眺めているのは、ミシシッピ川に浮かぶ島mud island
メンフィス。
びっくりするくらい閑散としていて物悲しささえかんじた。
昼間のダウンタウンだというのに、ひとはまばら。見かけるのはほとんど観光客だ。
この街の主要産業はなんなのだろう?あったとしてもあまり流行ってなさそうだけど。人の街のことながら心配になる。
それでも夜になると、にぎわう通りがあるらしい。
ここも、音楽の町らしい。
道を間違えたら、アーカンソー州に入っていた。

次の目的地はインディアナポリスです。
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