「えええ~っ!!もうやだぁぁぁ!休みたいぃぃぃ!!!」
子供っぽい声が城内に響き渡り、それを聞きつけた忠勝が飛んできました。
忠勝が見たものは、困り果てる殿の顔。
忠勝 「と、殿?どうなさりましたか?」
殿 「秘境部隊が帰ってきたんだけどさ…思うようにLV上がってないんだよね。」
忠勝 「はぁ…まあ、運もございますれば…」
殿 「だからさぁ。もっぺん行ってきてって言ってんだけど、ダダこねちゃって。」
忠勝 「まあ、体力さえ残っておれば行けないことはないとは存じますれば…」
?? 「やぁだぁぁぁぁぁ!もう行かないってばぁぁぁぁ!!」
殿 「ハルちゃん?あんた、HP100残ってんでしょ?行こうね?」
?? 「もう飽きたぁぁぁぁぁ!」
浮かない顔でため息をつく殿。
殿 「ち…しゃあねぇなぁ…シカちゃん!ヨロシク!」
鹿 「ははっ!」
殿に声をかけられ、突然四つん這いになる山中鹿介。
どことなく嬉しそうに見える。
鹿 「ささ!武田殿!鹿でございますよ!背にお乗りくだされ!」
晴信 「お!面白そうだな!乗ってやるぞ!鳴け!!」
鹿 「ははっ!ヒヒーン!ヒヒーン!」(違)
忠勝 「( ゜д゜)ポカーン」
こうして無事、イロモノ部隊は秘境に旅立ったのでした…。
それを見送った忠勝の肩は震えておりました。
忠勝 「と…殿…。私めとあれらを同じ部隊には配ぞく…」
殿 「安心して!絶対しないから!!(キリッ」
忠勝 「あ、あの、殿。決して私、あれらが気に食わないとかそういう…」
殿 「大丈夫!絶対同じ部隊にしないから!(キリッ」
殿のいつになく力強い言葉に心休まった忠勝はにこやかに自室に下がりました。
殿はこめかみに膏薬を塗りつつ、いつも以上に深いため息をもらします。
殿 「だって、ハルちゃん全然育たなくて実戦に使えないもん…。それより騎馬得意だから忠勝とかぶるじゃん…」
はぁぁぁぁぁぁぁ…
殿の本音
ハルちゃんより景虎さんが欲しかったなぅ…。
騎馬Aだし、男前だし。
なんでうちにはパツキンとか鹿とか、イロモノばっか来るんだろ…。
特も出たことないし、おいら、くじ運ないのかなぁ…。
負け続けで少ない銅銭でくじ引いたら、平手の爺さん3連発だったこともあるよなぁ…。
もうくじ引くのやめようかなぁ…。
苦悩の殿でありました☆
でも今度、濃姫が実装されるんだよね…。
白くじじゃムリだろうか…。