『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』を3日間 | タイトルが決まらぬ

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『攻殻機動隊 SAC The Laughing Man』が3日限定で無料公開。“笑い男事件”を中心に新規カット・アフレコが追加されたアニメ総集編【2/3まで】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com (famitsu.com)

 

動画に直リンはしませんが、Youtubeで攻殻機動隊・笑い男編が2/3まで無料で視聴できるようです。

ようです、ってか、もう見たんですけど。

2時間40分まるまる無料です。

ご興味のある方は上記リンクのファミ通の記事の一番下から動画へ飛べます。


近未来を舞台に、派手なアクションと硬派なストーリーで人気のSFアニメですね。

洋画の「マトリックス」に影響を与えたことでも有名です。

 

実は私、攻殻機動隊が大好きでして。

え?知ってる?

特にこの笑い男、好きなんですよね。

今一瞬ネタバレ書きそうになって消しましたがw

 

元々は2004年放送の全25話のテレビシリーズですが、それをぎゅっとまとめてそれでも2時間40分ですけど、コンパクトにしてあるのが本作です。

草薙素子(たぶん主人公)のこの後の行動の原理ともなるような事件を描いた作品です。

この後の「個別の11人」編での素子の行動につながっていく、と私は思ったのですが異論は認めますw

 

キーワードは「Stand Alone Complex」です。

個の集合体、とでも言えば良いのでしょうか。

それは公安9課の行動理念でもあり、草薙素子の行動理念でもあり、と解釈しています。

原作とは違ってものすご小難しい話ですがw

 

そうよ、これこそ原作と全く違う話にされてるけどwww

私はアニメから入って原作にたどり着いてるので特に違和感はありませんでしたが、原作ファンはちょっと複雑そうでしたw

なにせ原作から設定だけパクっただけの作品でしてねw

それでもアニメはアニメ、原作は原作と全く別物として楽しめます。

 

2004年の作品を今更無料公開する理由は上記のファミ通の記事にも書かれてるんですが、この事件が起こったのが2024年2月1日という設定。

つまり今日です。

 

さすがに20年で作中に登場する電脳などは技術がまだまだ追いついてませんが、イーロン・マスクが開発しているマイクロチップの生体埋め込みの臨床試験が始まったとか、ようやくスタートラインに立った感じですね。

いや、電脳化とか怖いけどもw

 

 

上記でも少し触れてますが、原作と、映像化されたものが全く違うというお話。

(攻殻機動隊と関係ないことなので書くかは迷ったのですが)

 

マンガのドラマ化での脚本改変に関する事件、とてもとても悲しく思います。

全然比較対象にならないのですが、私も高校生の時に文化祭でクラスで行った劇で脚本を書いたのですが、「面白くない」と言われて改変されたことがあります。

跡形もなく改変されるのを見て、正直「私が書いた意味、あった?」と思いました。

 

作品の改変は、それを書いた人を全否定する行為だと思います。

まして今回の事件は、最初から大幅に改変して原作者から注意を受けていて、挙句最終的には原作者が脚本まで書いたということですし、原作を尊重する気、無いですよね。

 

原作マンガ付きのアニメ化などは近年、原作者側と綿密な打ち合わせをしているケースが多いと思います。

アニメの世界でも昔は「アニメにしてやってるんだ。原作者は黙ってろ」という雰囲気があってファンのほうも「原作と全然違う」とガッカリしたり、原作者が泣き寝入りしたりすることが多かったです。

最近になってようやく原作のイメージを大事にしようという風潮になったのですが、テレビドラマはまだ旧態依然なんですね。

残念です。悲しいです。

私がマンガの実写ドラマ化、映画化したものを見ないのもそれが理由でもあります。

安心して見れないんですよね。

 

人間が関わることですし、原作マンガの雰囲気が絶対再現できるとは思いませんが、それでも原作者を尊重していればもっと原作者が納得できるイメージのすり合わせができたのでは?と思います。

これからはもっとお互いの尊厳を尊重し合える風潮になってくれればと思います。

 

最後に、原作者様のご冥福をお祈りします。

ファンの方は後追いなどされないよう、切に願います。