十二国記……!!
て、たまたま本屋で見るまで忘れてましたけど……!(ゴメンナサイ)
けっこう前ですがアニメにもなった作品です。
これ、長編のくせに作者が遅筆っていうファン泣かせの作品でして。
って、偉そうなこと書いてるけど、「図南の翼」まで友人に借りて読んだんですけどね。
0巻「魔性の子」なんて怖くてちびりますよw
決してホラー作品ではないんですけど、心理的描写がね。ほんと怖くて。
これ、シリーズとして展開してますけど、それぞれのお話で主人公が違っています。
お話によってテーマが違うこともあるんですけど、何人かの主人公は実はファンタジー世界の住人なのに間違って日本(こちら側)に生まれてしまい、苦労とか生きにくさを感じるんですが、ファンタジー世界に戻ったら戻ったで苦難が待ち受けてるっていう、なかなか読み難い内容ですw
アニメになったのは女子高生・陽子が主人公の「月の影 影の海」と、尚隆と六太が主人公の「東の海神 西の滄海」ですかね。
(ググったら「風の万里 黎明の空」 も入ってた)
DVD全巻持ってたような気がしますが、小説を貸してくれた人に貸したまま忘れてる気がします。
まあ、置き場所もないからいいんだけどね。↑の友人は売り払ったりしないだろうし。
この作品、泰麒(だからなんでこんな漢字が変換候補で上がって来るのよ)が大きいくくりで一番重要な主人公だとは思います。
子供の頃の泰麒、めっちゃ可愛いんですよ。
で、今回私が買った「白銀の墟 玄の月」の主人公でもあります。
大きくなった泰麒です。大きいつーても高校生くらいですけど。
この前のお話に当たる「黄昏の岸 暁の天」を読んでないんですが、ちゃんと独立したストーリーとして読めます。
あ、もちろん、ファンタジーなのでいろんな設定が複雑に編まれていて、骨子に当たる部分を判ってないとちんぷんかんぷんにはなると思いますけど。
読めます、とか言うけど、まだ1冊も読めてないんですけどね。
昔は文庫なんて1日で読めたのに、年齢のせいでしょうか。
1日2~30ページ読めたらいいほうになってしまいました。
まあ、この人の文章は字圧(?)がすごくて、もともとなかなか捗らないんですけども。
冒頭でも忘れてたwって書いてますが、この作品読んだのって20年くらい前だと思うんですよね。
なのに、途中の話すっ飛ばしていきなり読んでもちゃんとこの世界に入って行けて自分でも驚きました。
たいてい色々忘れてるからなあ。
万人受けするものではないと思うのでお勧めはしないんですけど、ハマってしまえば底なしになる危険性大wの作品です。
いや私はまだ大丈夫。
その沼に浮かんだ泥船をつかんでるから!(ダメじゃん)