ロードエルメロイ2世の本を買いにアニメイトまで行ったわけですが。
なんらかの発作、衝動的行動だったに違いありません。
なぜか唐突に「あべのハルカス」に行ってしまいました…。
(アニメイト阿倍野店はすぐ近くにあります)
なんでそんな気になったのかも説明できません。
お正月気分で浮かれてたんでしょうか。
あべのハルカスとは言うまでもなく、大阪が意地になって建てた日本一高いビルです。
地上300mの最上階には展望台もあります。
(屋上はヘリポートなので最上階に含めないでくだされ)
で、その展望台に行ったのですが。
うん。冷静に考えてみようぜ?
1人だよ?
入場料1500円(当日券)もするんだよ?
なんで行こうと思った???
入場料を見て一回は躊躇したんですよ?
なのになぜか踵を返してカウンターでお金払ってました。
なんか分からないけどとにかく行きました。
私、別に高い所は怖くもなんともないです。
しかも300mも離れてると現実味がなくて怖いとも思わないですよ。
なぜか自分的には高揚してました。
写真なんかも撮ってみたり。
ハハハハハ!人がゴミのようだ!
とかキャプションつけてみるのもアリかなと思いながらも、地上300mだと人すら見えませんね。
普通自動車が3ミリくらいですし。
むしろビルがゴミのようだ、という感慨。
展望台は360度ガラス張り。
それぞれの方角には簡単に道や建物の線画があり、建物の名前が添えてあるんですけど、図が簡略化してるのかテキトーなのか、見えている風景と一切一致してないところが大阪っぽくてワロタ。
(最終的にグーグルマップを見ながら位置確認してました)
どうしてか現地ではすごく浮かれてまして。
いや、すごく楽しかったです。
今思い返すとなにがそんなに楽しかったのかよく分かりませんけど。
煙となんとかは高い所が好きっていうアレですかね?
で。
ぐるっと回って土産物を売ってるところ。
で、はたと足を止める。
どこにでもあるメダル販売機がありました。
HARUKASU(しかもローマ字)と書いているだけの金属の丸いやつ。
それを見た瞬間。
これもまた唐突に、小さい頃に神戸タワーに連れて行ってもらったことを思い出しました。
生前の父に神戸タワーのメダル、買ってもらいました。
そーいや日付とかも刻印したわ。
ずっと忘れてたのに突然です。
そして、その場で泣きそうになっちゃって。
あーーー!!やばい!!!それはやばい!
いいトシした大人がいきなり泣き出すとか、通報されてもおかしくない危険度です。
パニックになっちゃいまして…。
涙をこらえるあまり動悸と呼吸は激しくなるし、不審人物ですよねぇ…。
これ、フラッシュバックと言っても差し支えないですよね…。
とりあえず、その時は泣いちゃいけないとパニックになり、呼吸を整えて落ち着きを取り戻したんですが、そうすると今度はその記憶自体が思い出せなくなってしまって…。
なんというか、そういう事実があったことは思い出したけど、実感が伴わない、というか。
その時はすごくリアルに思い出したのに。
いわゆる乖離(解離?)現象ですよね。
父親の死って、自分にとってPTSDレベルの出来事だったんでしょうか。
確かに、父の死後、父の記憶とか父の死の前後の出来事とか一切覚えてないですけど。
で、家に帰って来てからよくよく考えたら、
父が私を神戸タワーに連れて行ったの、たぶん今の私と同じ年齢の時です。
(享年46歳。私が小学5年生の時。亡くなる直前数年は入院してたので多分44歳くらいの時のはず。)
「ちょっとは思い出してね」って呼ばれたんでしょうか。
それとも鬱の治療の効果?(つっても頓服としてレキソタンと眠剤もらってるだけで毎日は飲んでないし、特に何もしてないけど)
怪我は治りかけの時に痒くなったりするけど、そんな感じ?
私の土台が脆いのは、過去に受けた心の傷が原因らしいです。
たぶん、すっぽり抜け落ちてる記憶の部分がスカスカになってて折れやすい、みたいな感覚。
だから、ちゃんと思い出して受け止めて補強してかないといけないんですけど、すぐ消えちゃうからなー…。
とゆーか、何が引き金になってこうなるか解らないから怖くて出歩けないわー…。
仕事復帰、いつになるんだろ…。