お散歩に行ってます、と言った舌の根が乾かないうちに、寒さに負けて出られなくなったよw
今日も徒歩5分のコンビニに行くだけなのに毛糸の帽子とコート着用で行ったよ♪
で、唐突に「ほっといて」。
いきなり昔のトラウマがフラッシュバックして泣いてみたりしましたが。
まだ私が幼稚園に行ってないかどうかの幼き頃。
夕方くらいに母親が奥から鍋などを引っ張り出してました。
3つくらいテーブルに出したところで、いきなり外出の支度をしています。
「この鍋、どうすんの?」
「あー、これから婦人会(町内会)行かなあかんから、ほっといて。」
「ふーん」
「あーせわしな!こんな時間から寄り合いとかアホちゃうか。
よその奥さんは暇なんか知らんけど(以後ブツブツ言いながら出ていく)」
町内会で使うんか?
今日の晩御飯作るために出したん?
よく分からん。
ということで、言われた通り「ほっとい」たんですが。
小一時間して戻ってきた母親。
帰るなりいきなり怒声w
「なんでほったらかしなん!」
「へっ?!何が?!」
「鍋やん!」
「は?!何が?!」
言っときますけど、この時の私、たぶんまだ3歳くらいです。
大阪のおばちゃんの習性なのか、主語、述語、目的語全部ありません。
オマエ、単語でしか喋られへんのか。
「明日”燃えないゴミ”の日やから、ほっといて言うたやん!」
「えーーーー!?そっちぃぃぃ?!」
そうなんですね。
「ほっといて」には2つの意味があります。
「放っておく」⇒「放置しておく」
という意味と、
「放る(ほる)」+「しておく」⇒「捨てる」+「しておく」
という意味です。
まず、3歳の子供にでかい鍋捨てに行かそうとするな。
自分が出かけるついで持って行けばいいだけのことやろ。
そして、「ゴミの日だから」と一言添えろ。(本命はこっち)
まぁ一事が万事こんな調子なので、私と母の関係があまりよろしくないのも頷けましょう。
この「放る」=「捨てる」という表現も私の周りではもうあまり使いませんね。
こういう2つの意味がある言葉は誤解を招くので使われなくなっていくのでしょうか。
❊毎度ぉ!どうでもええハナシでっせ!
日本全国を全体的に見ると、現在「標準語」として流通している、東京弁を基とした言葉をネイティブに使う地域はあまり多くないように思います。
親戚に名古屋出身の人が居ますが、言い回しや語尾が違ってもイントネーションは関西と大差ないので幼い頃でも話している意味は解りました。
なので、愛知辺りから言葉が変化すると思い込んでたんですけど、意外と石川や富山辺りも関西寄りのイントネーションですね。
新潟辺りから上はもう東北弁なので私には未知の存在。
標準語のイントネーションで話すのは、本当に「関東」と呼ばれている地域の人だけのように感じます。
以前、何か(たぶん漫画「へうげもの」)で、戦国時代(実際にはもっと前からだが)は京都が首都だったため、みんな関西弁を標準語として喋っていたのではないか、と書いているのを見たことがあります。
もしかしたらそれで全国にイントネーションが残っているのかもしれませんね。