☆ 奈良県立万葉文化館 (1)



大和国高市郡
奈良県高市郡明日香村飛鳥10



「万葉集」を中心とした古代文化に関する総合文化拠点。明日香村の真ん中、飛鳥寺近くにあります。

訪れるのは3度目(2024.4/19)。
20年ほど前、6~7年ほど前かな?

先にお断りしておきますが、地下1階の「歌の広場」、「特別展示室」(「飛鳥池工房遺跡」に関する展示)に於いての写真以外、大半を消失してしまいました。
従って今回は(1)として紹介、近いうちに(2)として再撮に赴く予定です。

スマホのストレージの残り枠がほとんど無いためSDカードに移して、ストレージから消去する作業を行っていましたが…移せていないまま消してしもたか?

失った写真が、いつでも寄られる近場の資料館だったのがさいわい。遠征先の神社なら泣かねばならんとこやった。

さて本題を。

この資料館が建設される際に、すったもんだがありました。未だに鮮明に記憶しています。

着工前の調査でなんと!
「飛鳥池工房遺跡」が出土したのです。

遺跡を跨ぐ格好で建設、遺跡は慎重に丁寧に保存されました。当時は私も建設反対派の一人でした。即刻建設中止を切に願っていましたが。

今思うに…
この場所に、このような形で保存され、このように遺跡とともに資料館が建設されたのが最適解だったのかも…と。

いち早く、遺跡保存のあり方というものを示してくれたのかもしれません。

「飛鳥池工房遺跡」に関する写真は1枚も失わず、すべて残っていると思います。撮った写真すべてを載せておきます。

記事を書いている最中に分かったことですが、現地を周遊できる!目と鼻の先で遺跡を見られるようです。渡り廊下からガラス越しに俯瞰で…ではなく。

今回訪れたもう一つの目的は、持統天皇にまつわる資料が何か得られんものかと。これについては空振りに終わり、また多くの写真を消失しているため、残念な結果に。

見学当日はボランティアガイドさんと、持統天皇にまつわる雑談で大いに盛り上がりました。どうやら持統天皇が大変お気に入りのご様子で。ちょうど私自身も勉強を始めたところですし。ほっといたら際限なくおしゃべりしてそう(笑)

私からは「日本書紀」や日頃の活動から得られる情報を提供。ガイドさんからは私が知らない里中満智子氏の情報を教えて頂きました。

再訪時にお会いできたらさいわいです。


丘陵地を利用して1階と地下1階で構成されています。


以下しばらく「飛鳥池工房遺跡」について。





館内の渡り廊下から見下ろす「飛鳥池工房遺跡」の北側。

こちらは南側。



「飛鳥池工房遺跡」から出土した「富本銭」等。









以降、消失せずに残った写真を。


「藤原京」であろうと思いますが、案内は無く不明。