三條村野神


大和国添上郡
奈良市三条添川4
(P無し)

■祭神


近鉄新大宮駅の南方、市街地に挟まれた住宅密集地内に鎮座する野神
◎小さな神域には注連縄がまわされた榎の巨樹が一体。他にミニチュアのような朱の鳥居と参道らしきものがあります。
野神とは稲作の守護神のこと。「農神」などと称される地域もあります。奈良県は全国でもっとも野神が多く残る地域。

「大和の野神行事」として、「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として登録されています。そして奈良市など10町村が「野神行事保存会」として組織化されているとのこと。
野神には榎の木が多く見られ増す。柳田國男は榎の木を切ると祟りが起こる、蛇が棲んでいる…などといった全国各地の多くの事例を上げています。
◎当社においては6月1日に、組立て式木製小型鳥居が建てられ御供えがなされた後、参列者が一人ずつ礼拝するとのこと。


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