*神の庭* 36
「大山」 大神山神社 参道





愛してやまない「神が坐す杜」を、写真家気取りでパシャパシャと写真に収めるシリーズ。

今回は大神山神社とその参道。
(後ほど本編記事をUPします)
シリーズ24社目かな?延べ36社目。



伯耆国(現在の鳥取県)の西端に、「大山(だいせん)」という美しい山が聳えています。

標高1709mの単独峰。

そのあまりに美しい山容から、
神が鎮まる山と捉えられたのは想像に難くないところ。

古代は「火神岳」「大神岳」と。

「火神岳」は噴火の歴史が伝承されていたからでしょう。いずれにしても「神の山」。

「佐比売山(三瓶山)」とともに、「出雲国風土記」には国引き神話にて登場します。

ところが奈良時代に、仏教などという新興宗教の徒により開山され、荒らされてしまいました。
その者たちが創建したのが大神山神社。

もちろん当社参道はその者たちにより整えられたものですが…
それもこれも大神の御神威によるものと解釈しておきたいと思います。

すべて自然石を用いた約700mに渡る参道は、大変に美しいもの。日本最長とも。


今回は自身の撮影センスの無さを実感しましたが、それでもなお美しい「神の庭」と言えるかと思います。

*一部、本編記事の写真と重複します。





大神山神社の里宮からの撮影。この角度がもっとも美しいようです。



仏教の装飾ですが…



「和合の岩」。
岩と杉とで一対とのこと。







すべて自然石。





二の鳥居。



神門