出雲国意宇郡
島根県安来市広瀬町西比田
(金屋子神社より300mほど山を登る)
(社前に駐車可)

■祭神


およそ1200社安来市の市街地よりおよそ内陸25km、中国地方におよそ1200社を数える「金屋子神社」の総本社 金屋子神社の奥宮。標高500mほどの山村地域に鎮座しています。
◎金屋子神の原初の降臨地と解してよいのでしょうか。金屋子神社に伝わる「金屋子祭文雲州比田ノ伝」によると、━━出雲国能義郡の黒田奥比田の山林に着き給い、桂の木に羽を休めておられるところ━━(金屋子神社の由緒書より抜粋)とあります。
◎遷座時期は安政五年(1858年)の火災により古文書等を焼失しているため、詳細は不明。辛うじて残った棟札からかつては「雄瀧・雌瀧」の二瀑布があったことが分かっています。
◎巨大な岩石とその上に小祠が斜面に据えられたのみの社。組み上げた磐座なのか、露出岩盤なのかは判別できかねます。また祠の上部にも岩が見られますが落ち葉に埋もれているため、遺跡全体の把握は困難。


金屋子神社より徒歩15分程度。坂道なので車で来る方が良いかと思います。





この角度から見ると磐座のようにも思われますが…







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