八口神社 (雲南市加茂町)
(やぐちじんじゃ)


出雲国大原郡
島根県雲南市加茂町神原98
(境内に駐車可)

■延喜式神名帳
八口神社の比定社

■祭神
素盞嗚尊


「斐伊川」中流域沿い、「雲南市加茂町神原」に鎮座する社。支流「赤川」も社後を流れています。
◎「出雲国風土記」に「矢口社」と記載のある社。スサノオ神の大蛇退治の際に、酒に酔った八岐大蛇が「草枕山」を枕に寝ている所に矢を放って仕留めたと伝承される地。
神名帳に「八口神社」とあるのは、大蛇の頭が八つあることから変えられたと伝わります。
◎その「草枕山」はどうやら当社の西すぐ辺りにあったと思われます。「赤川」が暴れ川で氾濫を繰り返すので流路を変えるため、まるまる山を真っ二つに削り取ってしまい消失したとか。
◎当地より南東500~600m辺りに御代神社が鎮座(後ほど記事UPします)。そちらは大蛇を退治したと伝わる地に建つ社。また当社と御代神社との間には天叢雲剣の発祥地と伝わる尾留大明神の旧社地があるようです(未参拝)。
また北東2kmほどには39個の銅鐸が出土した加茂岩倉遺跡、山向こうは358本もの銅剣等が出土した荒神谷遺跡があります。



日没間際の参拝、境内に車を停められますが時間短縮のためこちらにて。

このような感じに。






*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。