玉嶽大明神・鬼丸稲荷大神


丹後国加佐郡
京都府福知山市大江町北原小字早谷
(アクセスは下部参照)
(雲母が見られる早朝等でなければ、周辺に停め置き可)

■祭神
(不明)


鬼退治で名の知れる「大江山(大江山連峰)」。そのうちの最高峰「千丈ヶ嶽」(標高832.5m)の八合目、標高640m辺りに鎮座する社。鬼嶽稲荷神社から山中へ入ってすぐのところ。
◎当社に関する資料は見当たらず不明。巨岩が重なり合う隙間に祀られています。岩窟内に祀られているといった状態。岩陰祭祀といったものでしょうか。
◎「大江山」は日子坐王による土蜘蛛 陸耳御笠追討に始まり、麻呂子親王による鬼退治、源頼光による酒呑童子退治と3時代に渡り鬼退治が伝わります(参照 → 丹後の原像【「大江山」 3つの鬼退治伝説】)。当社の巨岩はそのうちの源頼光が試し切りをした岩であると伝わっています。


アクセスは右下の「仏性寺」の方から白い車のイラストの道を通るのが無難。赤い車のイラストの方からアクセスすると、かなりの悪路となります。


鬼嶽稲荷神社のすぐ奥に、「鬼の洞窟」へ向かう道があります。

はっきりとした道は無く、山の斜面を這うように歩いていきます。

途中から道らしきものに。

50mほどで分岐点に到着。上が当社、下が「鬼の洞窟」へ。




こちらは玉嶽大明神。

壊れた狛狐が仰向けに寝ています。

隣に鬼丸稲荷大神が祀られています。