☆ はざみ山古墳



河内国丹比郡
大阪府藤井寺市野中1丁目
(P無し、近隣停め置き不可)



世界文化遺産「古市古墳群」のほぼ中央に築かれた古墳。

全長103mの前方後円墳。周濠有り。

「応神天皇 誉田御廟山古墳」(後ほど記事UPします)の西側。「墓山古墳」(応神天皇陵 培塚)の北側。南側に隣接して「野中宮山古墳」など巨大古墳の密集地。

円筒・形象埴輪が出土。出土品から築造時期は5世紀中葉と推定されています。

石棺は組合せ式のものと伝わります。発掘は昭和初期の頃。副葬品とともに所在不明となっているようです。

隣接の「野中宮山古墳」とは向きが逆。築造時期に若干のズレ。先に造られた「野中宮山古墳」を意識して当古墳が造られたように見受けられます。同じ氏族のものでしょうか。


北東方向より前方部を(冒頭写真は西側後円部)。周濠が残っていない部分(冒頭写真)には柵が設けられ侵入不可。

南東方向から前方部を。
北西方向から。


写真中央が当古墳(はざみ山古墳)、上が「野中宮山古墳」。下が北です。