☆ 斑鳩の業平井戸 (業平姿見の井戸)



大和国平群郡
奈良県生駒郡斑鳩町龍田南1-1
(R25号沿い、斑鳩町役場の道路向かい)



「日本三代実録」に、「体貌閑麗 放縦不拘 略無才学 善作倭歌」と記される在原業平。美男子であるが自由奔放、学は無いが和歌は優れていると。

平安時代きってのプレイボーイ。
懲りない人とも言えるのかも。

その業平がせっせと八百夜通い詰めたという、河内国高安郡の茶店の娘。その通った道が「業平道」と言われています。

出発点は大和国添上郡の在原神社境内。当地はその途次。

もう少し東には「高安」という地名が残っています。そちらでは業平に娘たちが連れて行かれないように顔に鍋炭を塗っていたという話も(参考記事 → 天満宮)。

当史跡に関する詳細は案内を写した下部写真にて割愛致します。とても丁寧に記されています。

なお「業平姿見の井戸」は広峰神社境内にも伝承があります。


国道25号線に「並松商店街」の道路が合流する地点。斑鳩町役場前。史跡は右端ギリギリに見えているところ。

手前に仏教施設があり「業平井戸」は奥に。御神木は仏教施設の背後に。