天満神社 (大和郡山市若槻町)


大和国添上郡
奈良県大和郡山市若槻町184
(境内に停められるが狭小道路のため軽でも困難、国道から10分余り歩くのがおすすめ)
(参道は北側より)

■祭神
菅原道眞公


大和盆地内の低湿地帯、大和郡山市若槻町の集落内に鎮座する社。
当地は市指定の「若槻環濠集落」として知られます。鎌倉時代には散村であったのが、文正(1466年)頃から環濠が形成され始め、文禄四年(1595年)に東西に長い環濠になったとされているようです。
当社の創建由緒等に関する資料は見当たらず不明。村の鎮守社として崇敬されていたのだろうと思われます。境内は環濠の南西端に位置し、裏鬼門の守護神としての役割を担っていたのかもしれません。


集落北側からアクセス。南・西方向からは環濠が残されており進入できません。

仏教施設が隣接、その前に車は停められますが、地元民でもない限りここまで車が入って来るのは至難の技。




塀内に境内社は5社。



社頭案内ですが、道眞公の説明と例祭の表記のみで、創建由緒に関する記述は無し。