権太夫大明神


大和国葛上郡
奈良県御所市旭町
(隣接する「御所小学校」は「御所市610」)
(車は「葛城川」対岸の御所市役所Pに停めるのが良いかと思います)
※小学校と隣接しており、小学校関係者以外は通行禁止とされてしまった道を通らねばならないため、参拝であるという体裁を見せなければ即通報されると思います。

■祭神
権太夫大明神


「葛城川」の東堤に鎮座する社。江戸初期に「葛城川」の東西両岸に、陣屋町である「御所まち」が形成され大いに栄えました。西岸には商業都市の「西御所」、東岸には寺内町の「東御所」。成立したのは16世紀中頃からとされます。当社は東側、つまり「東御所」の西端に鎮座。
当社に関する情報は見当たらず不明。堤の上であるため西は「大和葛城山」を、東は「東御所」をもっともよく見渡せる位置に。五穀豊穣の祈りを捧げる社であったことと思います。


下校時刻寸前に参拝したため、迎えに来ていた保護者たちから「通報した方がいいかな~」というひそひそ話を何度も。最後に教師らしき4人ほどに囲まれそうになりましたが、仰々しく祝詞を奏上し難を免れました。