上之段八幡神社


大和国添上郡
奈良市雑司町
(詳細住所不明、「雑司町101」の東隣)
(P無し、アクセスは下部写真にて)

■祭神
品陀別命


東大寺の鬼門を守護するという社。ところが東大寺からは北西の端の方。東大寺の寺域をどこまでとみるか、知るところではないものの、正倉院の北西隅の近く、おそらく境外すぐであろう場所に鎮座します。
創建年代は不詳。鬼門を守護したというのが史実であれば、東大寺創建の頃と同時代に当社も創建、また途中に現社地に遷座されたのであろうと思われます。
石柱で覆われた境内には小祠と鳥居、桜の木3本のみのとても小さな社。かつては重要な役目を負い持つ社であったかと思われますが、現在でも崇敬されている様が窺えます。



「今在家」交差点の一つ南の信号を東へ60~70mほど。


落ち葉もわずかにあるだけ。参拝は昼過ぎだったので、おそらく朝に掃き清められたものと察します。