須佐之男神社 (大和郡山市上三橋町)


大和国添上郡
奈良県大和郡山市上三橋町353
(P無し、近隣停め置き不可)
(旧国道24号線のセブンイレブンのある交差点より西へ50mほど)

■祭神
素盞鳴男尊


大和郡山市の北東端「上三橋町(かみみつはしちょう)」に鎮座する社。幹線道路に近く周辺は商業施設が建ち並ぶ地。集落からはかなり離れており、開発により当社の周りにあったと思われる集落は移住したのでしょうか。
◎創建由緒等は伝わっていないようです。往古は牛頭天王社と称されたようで、神仏分離令により祭神替えがなされたように思います。かつてあった超願寺という仏教施設の鎮守社であったとのこと。その施設は江戸中期に現在集落のある西方に移り、さらに奈良市紀寺町に移り現在も存続しているとのこと。
◎当社は仏教施設が移転後も現社地に残り、「ちょんがりの宮」と称されていたと伝わります。
民話として「まっこうくさい(仏教臭い)仏と一緒にいるのは辛いと言い、前の池で大蛇に化けて毎夜水浴みしていたのを村人が気の毒に思い、村の西側に超願寺を移した。ちょんがりの宮は超願寺が訛ったものである」と。社前の池は「蛇南坊池」と呼ばれ現存します。





ピンボケしていますが扁額は「須佐之男神社」と記されます。

「牛頭天王宮」というかつての社名と、なぜか「素盞鳴男神社」という社名。