新宮大明神社


大和国葛下郡
奈良県葛城市今在家小字赤塚176
(境内と公民館が一体となっており、「公民館利用者以外駐車禁止」とありますが、許容範囲かと判断し停めました)

■祭神
天津彦々火瓊瓊杵命


「二上山」の東側麓、葛城市「今在家」という密集した古い集落内に鎮座する社。
◎創建由緒は不詳とのこと。「新宮大明神」とは當麻山口神社を指すようです。
社頭案内によると、「享和三年(1803年)の神社堂間改帳によれば、新宮大明神(當麻山口神社)の郷中末社として若宮新宮大明神社として届出られています。しかし、創立時期は不詳なるも、當麻山口神社の由緒から推測すれば、室町時代(1370年)の頃には存在していたと考えられます」とあります。
當麻山口神社は式内大社であり、創建時期は不明ながら少なくとも延長五年(927年)以前のこと。当社の社頭案内が言う「(当社は)室町時代の頃には存在していた」という根拠は不明。
當麻山口神社と同じ神を祀っており、勧請したということかと思います。




麓に當麻山口神社が鎮まる「二上山」。