春日神社 (田原本町笠形)


大和国城下郡
奈良県磯城郡田原本町笠形285
(P無し、近隣停め置き不可、「大和川」沿いの「しきのみちはせがわ展望公園」より徒歩20分ほど)

■祭神
天児屋根命
武甕槌命
経津主命
姫大神


「大和川」西岸に広がる肥沃な低湿地帯、田原本町「笠形」の古い集落内に鎮座する社。「笠形」は「春日田」からの転訛と考えられています。寛永十六年(1639年)に「伊与戸庄」から分かれ「新屋敷村」となり、明治二十四年(1891年)に「笠形」と改称されているようです。
創建由緒等については分かっていないようです。古くは毘沙門天という神仏混淆の社号。神田が200mほど東方にあったとされ、当社も遷座されているということから、かつてはその辺りに鎮座していたのかもしれません。
そのかつての旧社地のすぐ南側には郡分観音という仏教施設が建てられていますが、これは城上郡・城下郡・十市郡の境界の名残とされています。






県営住宅が建つ辺りが旧社地と伝わっています。