宮内社
(くないしゃ)


大和国添下郡
大和郡山市車町5
(P無し、近隣に停め置く場所も無し、境内は隣の施設の駐車場になっています)

■祭神
宇迦之御魂神


豊臣秀吉の弟、秀長が城主として君臨した「郡山城」。そのかつての城下町の「車町」に鎮座する社。秀長入城以降に形成された「枝町」の一つ。秀長は城下町を東へ南へと広げていきました。
創建由緒等については伝わっていないようです。再建されたのが嘉永五年(1852年)とのことで、それ以前には創建されていたことに。
当社は宇迦之御魂神を祀るいわゆる稲荷社。ところが火伏せの神として祀られたのではないかとしている資料もあります。城下町内には秋葉社や愛宕社など火伏せの神を祀る社が見当たりません。これほど密集した城下町内では異常なことでその説は正しいのかもしれません。







鎮座地は「新紺屋町」とある下の鳥居のマークがあるところ(ちょうど写真中央辺り)。