白山神社 (名張市竜口)


伊賀国名張郡
三重県名張市竜口696
(境内に駐車可)

■祭神
菊理比咩神


伊賀国の西端、山間集落「名張市竜口(りゅうくち)」内に鎮座する社。
◎南側の山を隔てた奈良県の「室生龍口(りゅうくち)」にも白山神社が鎮座しており、関連が考えられます。両社間はわずか500m余り。
「竜口(龍口)」とは、「赤目四十八滝」の「滝」の「口」のことであると思います。
◎当地は伊賀忍者の百地氏が拠点とした地。百地三太夫の名が国際的にも知られ、南東100mに屋敷跡があるとのこと(現地未確認)。また「室生龍口」の白山神社との間の山頂には、三太夫の「城山」が築かれていました。現在にもそれぞれの村に子孫がいるという情報も。
◎創建時期については社頭案内に平安末期と示されていますが、由緒や根拠等は不明。明治の合祀勧告により、矢川の春日神社(未参拝)へ合祀、戦後復社されたとのこと。