青葉神社 (青葉の滝、室生下笠間)


大和国山邊郡
奈良県宇陀市室生下笠間2511
(P有)(特に通行困難な箇所は無し)

■祭神
(不明)


宇陀市の最北、「笠間川」沿いに営まれた「室生下笠間」集落から500~600mほど山中に設けられた社。標高は400m余り、さらに50m余り山中へ登った「青葉の滝」で名が知られます。
◎創建由緒からご祭神に至るまで資料が見当たらず不明。さらに拝殿も閉ざされており、ご本殿は遥拝のみという状態。
◎「青葉の滝」は、「笠間川」の支流に懸かる落差10mの分岐瀑(「滝ペディア」より)。「室生三本松」にも青葉寺という仏教施設の奥に「青葉の滝」があり、よく混同されているようですが。
◎境内は「青葉の滝」から流れる小川の下ったところの急勾配の谷間に鎮座し、ご本殿は拝殿よりも高所に。その対面する斜面には巨大な露出岩盤があります。滝とともにこちらも信仰対象であったように見受けられます。


県道781号線、782号線からいずれも5分程度。ともに通行困難な道はありません。季節次第では野生の鹿や猪などに出くわす可能性もあるので、スピードは控え目に。


拝殿には鍵で閉ざされており、進入できないのはもちろん、拝殿から拝することも浄財を投げ入れることすらも叶いません。

ご本殿は小祠一棟のみのようです。

味わい深い石灯籠であったので、アップで写真を。

山神を祀る境内社でしょうか。

境内付近の小川。

滝までの道は舗装されています。






ご本殿と対面する露出岩盤。