丹生神社 (九度山町丹生川)


紀伊国伊都郡
和歌山県伊都郡九度山町大字丹生川580
(社前道路が広く停め置き可)

■祭神
丹生都比売命
十二王子
百二十番神


「丹生川」沿いの山間部集落、大字「丹生川」に鎮座する社。10世帯、27人(平成22年度国勢調査データ)の過疎地。
◎創建時期は不明ながら、承和年間(834~848年)のものと言われる狛犬が残されているとか。また「丹生神社造営記」という書(詳細不明)には、「田摩に地主神として丹生都比売神を祀ったのが始まりで、後に現社地に社を移した」と。「田摩」というのは不明、上流周辺を「玉川峡」と呼ぶのでその辺りでしょうか。
◎寛正五年(1464年)に全焼したらしいものの、御神体(木彫極彩色の女神座像)は社前「丹生川」内の「八葉石」(別名「明神石」)の上に乗せて難を逃れたと伝わっています。


車は道沿いに寄せて停め置きました。


小学校(廃校)と同敷地内に。






以下、境内社の玉川神社。



こちらが「八葉石」と思われる「丹生川」内に座す巨石。