ナガレ山古墳


大和国廣瀬郡
奈良県北葛城郡河合町佐味田(「馬見丘陵公園」内)
(公園P多数有り)


■形状
前方後円墳
■全長
105m
■築造時期
5世紀初頭
■埋葬施設
(不明) 
前方部、後円部ともに石室跡が見られる
■出土品
円筒埴輪・朝顔型埴輪・家型埴輪、土製品・石製品・鉄製品、土師器・須恵器など
■周辺の状況
馬見古墳群内
■被葬者
葛城氏のものか



およそ1600年前の築かれた状態が再現されている貴重な古墳。

葛城氏のものと考えられている「馬見古墳群」内にあり、そのうち約30基が整備された「馬見丘陵公園」内に。なかでも復元された当古墳が公園内のシンボルの一つ。

現在はほぼ片面のみ675本の埴輪を並べていますが、実際には1800本ほどあったと推定されているとか。

規模などから葛城氏のなかでも、歴史上の有力な人物のものではないかと考えられています。