天神社 (奈良市和田町)


大和国添上郡
奈良市和田町205
(駐車は下部写真参照)

■祭神
豊斟渟命(トヨクムヌノミコト)


奈良市東部の山村地「和田町」に鎮座する社。いわゆる「田原」地区。集落外れの丘陵頂に社殿が設けられています。
南田原町の天満神社(未参拝)からの勧請と伝わります。元々は道真公を祀る神社であり、いつの頃からか豊斟渟命に変わったのであろうと思われます。これは此瀬町の天神社と同じ歴史を歩んでいるようです。
豊斟渟命は天地創造の際に、雲の間に沼のように漂うさまを神格化した、神代七代の一柱。この神が単独で祀られることは珍しく、鎮まる理由は不明。


車はここに停め置き、この先の丘陵裏側へ歩きました。境内にも停められますが、登拝道へは鋭角であり、一旦集落へ入ってからでないと切り返しができません。