杵築神社・今里の蛇巻


大和国城下郡
奈良県磯城郡田原本町大字今里168
(P有るも近隣住民に使われ利用できず)

■祭神
須佐男命
天児屋根命


大和盆地の真ん中「大和のへそ」と言われる磯城郡田原本町(令制 城下郡)内に鎮座する社。「寺川」沿いであり、どこまでも続く平地と豊かな水源に恵まれた地であり、古代から稲作が行われています。
創建由緒等は不明。当社の出色は「今里の蛇巻」(案内板を撮った下部写真参照)。これは「鍵の蛇巻」が行われる八坂神社と対を成すもの(後ほど記事UPします)。当社の方を「昇り龍」、鍵の方を「降り龍」としているようです。
これは大和盆地の各地域で行われていた農耕儀礼、「野神祭」の一つ。「大和の野神行事」として無形民俗分化財に登録されています。




高さ4~5mにまで達していると思います。

こちらが蛇の頭のようです。