☆ 明石の玉石 (与謝野町明石)
丹後国與謝郡
京都府與謝郡与謝野町字明石29
(P無し、全面道路が広いので停められます)
「加悦谷」の「野田川」東部、「明石」集落の北端の史跡。国道176号線の一本東の旧道沿い。
1m余りの球状の岩が道沿いの高い所に座しています。
案内板には「夜に明るく光って、夜道を歩く人を助けたという伝承や明石の地名の語源という伝承を持つ」とあります。
場所が場所だけに想像は膨らみます。
東側、南側には30m超の「方形貼石墓」が築かれた地。これは弥生中期のもので、発見された中では「吉野ヶ里北古墳」に次ぐ国内第2・3位の規模。
また南側すぐの須代神社(後ほど記事UPします)のご本殿背後で銅鐸出土。
さらに神奈備山「大江山」の北西裾でも。
「丹後王国」の前段階の中心地であったと思われる地の磐座らしきもの。
これらの人々が崇めていた神が降臨する依り代だったのではないかという想像を。
「明るい石」というのは後世のものとして、かつては「赤石」、つまり産鉄地帯だったのではないかという想像も。