☆黒塚古墳
大和国山邊郡
奈良県天理市柳本町
(国道169号線沿いファミリーマートと共有のP有)
■形状
前方後円墳
■全長
130m
■築造時期
4世紀初頭~前半(3世紀中頃~後半とする説有り)
■埋葬施設
縦穴式石室
■出土品
三角縁神獣鏡(33面)、画文帯神獣鏡(1面)
刀剣類、鉄鏃、小礼など
■周辺の状況
柳本古墳群内
■被葬者
(不明)
今さら紹介するのも…といったあまりに有名すぎる古墳ですが、
まだ記事として上げられていなかったのであらためて。
33面三角縁神獣鏡が副葬当時に近い状態で出土!卑弥呼の鏡か?!
…と大騒ぎとなった古墳。
平成九年のこと。あれから23年ほど経ちましたか…。
全国から報道陣や学者、研究者、古代史ファンが大挙押し寄せ、現地は大渋滞になったのは、まだ記憶に新しいところ。
この鏡はあくまでも副葬用に鋳造されたとする説が有力ですが。
いずれにしても、
それなりの有力者の古墳であることには間違いなく、
副葬当時のままに出土したという、大変学術価値の高い古墳であることには違いありません。
時間のある時に記紀等から被葬者候補一覧を洗い出してみたいものです。