(御年神社)



◎未開の霊地「横柿」へ (令和二年5/27)



当ブログによく「いいね」を下さり、自身がよく勉強させて頂いている方から情報を賜り、

かねてより熱望していた「桜井市大字横柿」の古社への登拝が叶いました。


人口わずか15人(2019年度)の山間部の集落。
村人以外は私のような超マニアックな人しか踏み込まない奥地。

とても神寂びた古社が数社。
見付けただけでも3ヶ所ある磐座群。

俗世界とは大きく乖離した屈指の聖地、
知られざる霊地でした。


では…いざ出陣!


※いつものようにアクセス、登拝を主とした記事であり、各々詳細記事は順次UPしていきます。

予定記事
◆戸隠神社
◆御年神社
◆金比羅大権現
◆磐座群(北部)
◆磐座群(南部)+巨石1体


車はここに停め置きました。

ここが村の方たちの邪魔にもならずベストな場所かと。

その場所は県道37号線の「浅古」から「今井谷」を経て、談山神社などがある県道155号線へ抜ける林道の途中。

横柿集落の最北、Googlemapでは唯一の四ツ辻が見られる場所です。

標高は240mほど。


50mほど南へ進むと左手へ登る分岐が現れます。

ここに停め置くことも可能ですが、先ほどの場所がベストと思います。

このわずかな間に1体の巨石が山裾に座しています。2m超という見るからに磐座であろうというもの。別記事にて上げます。


十分に車の通行可。

ゆるゆる~な登りが延々と続く。

この先に民家が1~2軒あります。


途中からはこんな感じに。

オフロード車でもない限り歩きましょう!


廃屋を過ぎてすぐに
2ヶ所の磐座群、うち1か所に御年神社が鎮座。
別に金比羅大権現が鎮座。

(下山時に参拝しています)

これはこのすぐ先の唯一の民家のおじさんに教えて頂いたもの。

教えて下さったのは御年神社だけですが(神社名は教えてもらっていない)、

道を間違え(笑)磐座群を発見!戻って金比羅大権現を発見。

これで満足!…と帰ろうとしたらまた道を間違え御年神社を発見(笑)

こっちこそが教えて下さった神社やってんや!

それぞれを拝することができたのは
神のお導き…ということにしとこ。


半分近くまで歩いたところ(ここまで15分)、
また石段があります。

20段足らず、登りきったところに磐座がありました。


2~3m先にまた登る分岐が現れます。

Googlemapではこの付近に「三朝神社」成るものが示されています。

だから登ったけど見当たらない…。


ん?


お?

岩がコロコロと…


おやおや…?

これはひょっとして…?

神社は無いが磐座群がありました。
この記事ではここまで。本編記事では総数20~30体の磐座群を紹介します。

30分余り磐座群と戯れておりました。
いや…探し続けて拝しておりました。


行き止まり!

ここか!


左手を見ると何かありそやけど…

ま…えっか(笑)


行き止まり正面に磐座が見えたので
架けられた丸太を渡り拝することにします。


ド~~~~~ン!!!!!


丸太割ってしもた…

えらいこっちゃ…

村の方々ごめんなさい…

犯人は私です…。


特に大きなケガは無いものの
どうやらお尻の下の方に枝が刺さったらしく、
10日ほど経った今も出て来ず(笑)

次の日から腰が少々痛む…


今度は右手に架けられた橋を
恐る恐る…そろりそろり…一歩ずつ確かめながら…

セーフ!!!!!


戸隠神社の鳥居が見えました!


素晴らしい!!!


拝殿から下方を。

ホント素晴らしい!!!


標高は420mほど、直線距離で500mほど。

70分ほどかかりました。
うち半分以上は例の磐座探し(笑)


満喫して下ることにします。
できればもう1社拝したいな~と思いつつ。
 (結局叶いましたが)


御年神社を教えて下さったおじさん。

たぶん私よりも年下でしょうけど
私はかなり若く見られるので、自分がかなり年上やと思わはったかと思います。


登拝時にご挨拶と道確認をさせて頂いた時は素っ気ない感じでしたが、

下山時には不思議と愛想が良く…

たぶん…「大変なことも知らんと若造が…行けるもんなら行ってみぃ!」くらいに思われてたんでしょうね(笑)

良えのんか悪いのんか…
10~15歳、たまに20歳近く若く見られるもんで…。

村の大事なお宮さんを参拝させて頂いたことに対するお礼と、感動したことをお伝えしました。

おかげでもう一社への登拝口を教えて頂けたのです。


こんな写真撮ってるから
道間違えるんや(笑)


御年神社は70~80度近くの急斜面に座す磐座の上に設けられた拝殿、磐座の上に据えられたご本殿の社。

高所恐怖症さんには
写真見るだけで足がすくむ建て方(笑)


今度は床抜けへんかった(笑)

いや!抜けてたら命の危険がっ!



ま…そんなこんなで
また素晴らしいお社・磐座への登拝が叶いました。

毎日こんなしあわせでええんやろか???



《長い記事に最後までお付き合い頂きありがとうございました》