齋神社 (榛原母里)


大和国宇陀郡
奈良県宇陀市榛原母里
(詳細住所不明)
(P有り)

■祭神
経津主命
市杵島媛命


宇陀市の山村地帯「榛原母里(はいばらもり)」の丘陵地内に鎮座する社。
◎「母里」は「杜(森)」からの転訛でしょうか。この小さな石祠が並ぶ姿は、社名そして経津主神(齋主神、イハヒヌシノカミ)を祀る社として上々な雰囲気を醸しているように思います。
◎創建由緒に関する資料は見当たりません。古来より神の坐す杜と考えられていたのでしょうか。一説に神武東征軍に帰順した弟猾(オトウカシ)が宇陀県主となり、その裔である宇陀の主水部(モヒトリベ)が「モリ」に転訛したというものも。


こちらは南側からの裏参道。駐車も転回もできそうです。参拝当日は「伊那佐文化センター」駐車場から15分ほど歩きました。

こちらが表参道と思われます。ご本殿鎮座地からは東南東。

長い石段が続きます。数え間違えていなければ表参道から全部で186段。