應其太神社
(おうごたいじんじゃ)


紀伊国伊都郡
和歌山県橋本市応其417
(P無し、社前に停めて大急ぎで参拝したと思います)

■祭神
天照大神
春日大神(天児屋根命)
八幡大神(誉田別命)
[配祀] 厳島大神(市杵島比売命) 桜木大神


「紀ノ川」の北側、「高野口」などと称される高野山への登拝口の一つであった地の北側丘陵地に鎮座する社。
創建由緒等については、社頭案内にも和歌山県神社庁にも不明としか示されていません。ところが近年再興された槁本駅近くの「太神社」(未参拝)から、探ることができそうです。
豊臣秀吉が高野山焼打ちをしようとしたところ、木喰応其上人(モクジキオウゴショウニン)が秀吉を説得し難を免れたとされます。また上人は秀吉の許可を得て「塩市」を開きます。高野山への参拝往来で栄える地に、塩の船運が加わりさらに栄えたようです。そして天照大神を勧請し鎮守として創建したとのこと。
当社はその太神社から西へ2kmほど。社名、祭神から関連する社と考えていいかと思います。扁額には應其三社太神社とあり、春日大神と八幡大神も勧請してきたようです。
なお北100mほどのところに奥宮が鎮座します(後ほど記事UPします)。

※写真は2018年4月撮影のものです。