東丸神社
(あずままるじんじゃ)


山城国紀伊郡
京都市伏見区深草薮之内町68(伏見稲荷大社内)
(伏見稲荷大社無料P有、ただし常にほぼ満車)

■祭神
荷田東丸命


伏見稲荷大社の境内、ご本殿の南側に隣接して鎮座。ただし伏見稲荷大社とは別法人の独立した社となっています。
荷田東丸命(荷田春満 カダノアズママロ)は本居宣長・平田篤胤・賀茂真淵とともに江戸時代の国学四大人ですが、伏見稲荷大社の社家の次男として生まれています。旧邸とともに境内にて祀られています。創建は明治に入ってからとのこと。
万葉集や記紀等は元より、大嘗祭の研究は現在の基底となっていると考えます。また歌人としても有名。「荷田全集」「荷田春満全集」は伏見稲荷大社(当時は稲荷神社)が編集したもの。
なお当然のことながら、荷田氏は秦氏の血を引いています。