志寳屋神社
(しおやじんじゃ)


伊勢国度会郡
三重県伊勢市大湊町
(詳細住所不明、大湊町の最北端の島に渡る2箇所の橋のうち西側の橋を渡ったすぐに社叢、鳥居は北側より)
(社前道路にギリギリ寄せて停めたと思います)

外宮末社8社中第8位

■祭神
鹽土老翁


宮川の河口、海に面した三角州(昔は陸続きであったか)に鎮座する外宮末社。
神宮に奉納する御塩を生業としていた小村、製塩業の守護神として鹽土老翁が祀られていたようです。かつては塩を焼く煙が立ち込めていたとか。中世の明応地震により村ごとすべてが流されてしまったようで、現在のものは江戸初期に再建されたと伝わります。
ちなみに明応地震は南海トラフ地震とされ、この伊勢志摩地方で津波は6~10mと推定されています。この大湊村の住居1000軒、人5000人が流されたとか。その後の対策はほとんどなされていないに等しいので、もちろん南海トラフ地震が同規模で起これば、またすべてが流されます。

※写真は2018年5月撮影のものです。