☆菩薩岩 (宮津市)


丹後国與謝郡
京都府宮津市文殊
(「文殊浜公園」内の最西)
(有料P有)


天橋立の南側付け根の近く、
海岸に面したところに座す「磐座」らしき岩。

この辺りは天橋立の付け根にどっかと憚る
智恩寺の影響力が強いところ。
地名でさえも、その文殊堂から。

美しい公園として開発整備されましたが
この一角だけは開発を免れたようです。

本来なら磐座の上に石仏を載せるなど、不届き極まりないところですが、
そのおかげで開発を免れたのかもしれません。

この配置からすると
どこどこから、どこどこの季節に…などと探ってみたくなるところですが、

まったく動かされずに
太古からこのままの状態で座していたのかどうか分かりかねることもあり、方位等は確認していません。

仮に配置が太古からこのままであったとすると、
(冒頭の写真)の奥の2体で陰(女性)をなし
手前のものが陽(男性)をなしているのでしょうか。

そうすると、陽の磐があさっての方角を向くことになり、やはり動かされたと考えるべきなのでしょうか。