弁財天社 (大川池塚古墳)


大和国添上郡
奈良市山町大川池
(池の南側に路駐して堤を登りました)

■祭神
(不明)


「大川池」と称される池に浮かぶ小島、それが古墳であろうと考えられ、またそこに小さな社が鎮座します。
「奈良市史」には「外部施設、内部構造ともに判明しないが、古墳でないという判定も困難であるので、一応古墳としておく」と。発掘調査が行われていないからでしょうが、かなり粗雑な解説に。外観だけ見ると盛り上がりも無く、古墳には見えません。おそらく池は、掘らずに堤を拵えて造成したように見受けられます。池の深さ分だけ古墳の高さがあるのかと思います。仮に古墳であるとして、なぜこのような池の造り方になったのでしょうか。