興玉神社遺跡 (名張市下比奈知)
伊賀国名張郡
三重県名張市下比奈知
(詳細住所不明、「比奈知市民センター」から北西100mの田の中)
■祭神
(不明) ※大山祇神か
名居神社のすぐ近く、北東200m余りにある史跡。草書体の知識が無いために判読できかねますが、「興玉神社遺跡」と刻まれているのでしょうか。
かつてこの辺りに興玉神社という社があったとされ、明治の合祀令に基づき名居神社に合祀され廃社。当地はその旧社地であろうかと思われます。
元々は名居神社の境内社であったようです。路地に面していたとされ、牛馬で通る人が必ず落馬したとか。そこで東北二丁の山奥に遷座させました(現在の「名張カントリークラブ」辺りか)。その社には人身御供も行われていたようですが、それが「柿袖」を供える風習に変えられたとか。かつて名居神社の大祭として山祇祭というものがあったそうですが、それが当社の例祭であったとされています。
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