☆吉野歴史博物館


縄文時代から奈良時代までの複合遺跡、
「宮瀧遺跡」の発掘調査結果を主に展示する資料館。

遺跡からは徒歩5分ほどのところにあります。

宮瀧遺跡は過去にも訪れていますが、
今回は先にこちらを訪ねて知識を蓄えてから遺跡の方へ。

できれば学芸員さんとのお話も期待していたりと…。




お目当てはもちろん縄文時代の遺跡。

斉明天皇・持統天皇の「吉野宮」の展示量に比して、少々物足りない感じではありますが。





「縄文前早期頃からの遺跡」と学芸員さんは濁されました。

年代を特定しないのは
学芸員さんならではの回答といったところでしょうか。

いくつか質問を投げつけたので
ヤバイと思われたのか忙しいふりをなされ始めました(笑)

ほとんど有効な回答は得られず
調査報告資料だけ渡されて、あとは濁すばかりに。

ということで、
当記事では勝手に年代を特定しておきます。

縄文早期=1万2000年前~7000年前。
これが現在のもっとも有力な説のようです。





冬には吉野川下流域(紀ノ川)、夏には宮瀧辺りへと移動していたとか。




吉野宮の展示物等も掲載しておきます。








縄文時代の遺跡の真上に宮が建てられたので
多くの遺物が破壊されたかと思います。

それほどの霊地であったとも言えますが。


縄文時代からの神奈備、象山(きさやま)。



奈良県吉野郡吉野町宮瀧348

■3月~11月は土日祝のみ開館
■12月~2月は日のみ開館
■9時~17時まで(入館は16時30分まで)