☆堂ノ後古墳



大和国城上郡
奈良県桜井市箸中
(箸中の国津神社の北側すぐ、境内20~30m東より参道ありません)



箸墓古墳のほぼ真東に鎮座する国津神社(箸中)の後方(北側)にある古墳。「三輪山」の西側麓、「纏向古墳群」の一。

墳名は国津神社(箸中)境内の神宮寺の後ろにあるという意味からかと思います。

案内板(下部に写真あり)にもあるように、調査も行われていないため、おそらく35m程度の円墳であろうとされていました。

ところが近年の調査により前方後円墳ということが判明したようです。詳細な資料は見当たらず不明ながら、3世紀代、つまり弥生時代の墳丘墓の可能性もあるのではないかと考えます。

そうすると築造地の観点も含め、非常に重要な古墳であった可能性も。

ところが原型を留めないほどに削られてしまっており、すでに盗掘にあっているために詳細は不明。またこのような状態のために調査する価値も低いのかと。

*写真は過去数年に渡る参拝時のものが混在しています。


2023年1月参拝の時はこの案内板は撤去されていました。2017年頃までは存在したと記憶しています。

新たに案内板が設けられましたが、早くも文字は消えてしまっています。




ホケノ山古墳と右背後の「三輪山」。


箸墓古墳はほぼ真西に。



*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。