☆堂ノ後古墳
大和国城上郡
奈良県桜井市箸中
(箸中の国津神社の北側すぐ、境内20~30m東より参道ありません)
墳名は国津神社(箸中)境内の神宮寺の後ろにあるという意味からかと思います。
案内板(下部に写真あり)にもあるように、調査も行われていないため、おそらく35m程度の円墳であろうとされていました。
ところが近年の調査により前方後円墳ということが判明したようです。詳細な資料は見当たらず不明ながら、3世紀代、つまり弥生時代の墳丘墓の可能性もあるのではないかと考えます。
そうすると築造地の観点も含め、非常に重要な古墳であった可能性も。
ところが原型を留めないほどに削られてしまっており、すでに盗掘にあっているために詳細は不明。またこのような状態のために調査する価値も低いのかと。
*写真は過去数年に渡る参拝時のものが混在しています。