川俣神社 (中冨田)


伊勢国鈴鹿郡
三重県鈴鹿市中冨田町5
(P有)

■延喜式神名帳
川俣神社の論社

■祭神
大毘古命
[配祀] 天照大神 中臣神 須佐之男命 猿田毘古大神 玉依比売命


鈴鹿川に安楽川が合流、つまり「川俣」に鎮座する社。明治の合祀令により和泉町の川俣神社(未参拝)に合祀されるも、昭和の中頃に復社された社。
式内社 川俣神社には計6社の論社が存在しますが、最有力なのは亀山市加太板屋の川俣神社(未参拝)。次に有力なのが西富田・当社・和泉町の川俣神社三社(西富田の川俣神社は後ほどUPします)。当地の隣村はかつて国府があったとされる地。また西ノ古墳群・保子里古墳群・井尻古墳群・茶臼山古墳群などの史跡が集中します。式内社が鎮座するに相応しいといったところ。
当地は鈴鹿川に安楽川が合流する、まさに「川俣」の地。国府が設けられたり、多くの古墳が築かれたりと早くから開けたようです。


川にご本殿を正対させたためか、ご本殿背後に鳥居があるという不自然な格好に。



社前の一里塚石碑。