愛宕神社 (山添村菅生)


大和国添上郡
奈良県山辺郡山添村菅生
(詳細住所不明、向かいの十二社神社は「菅生1552」)
(十二社神社の社前に停めました)

■祭神


三体の平石が平行に立てられた社。背後に小祠が隠れるように鎮座しています。
国道に面していることもあり、遠目からでもはっきりとその異様な存在感を知らされます。山添村に多数見られる縄文早期(7000~1万2000年前)の巨石信仰(磐座か)の一つであろうかと。方角は南東辺りを向いているように見受けられました。50~60度ほど傾いており、またこの丘の側面で岩盤が露出している部分があります。つまりこの三連岩は岩盤から突き出たものかと。間近で見た限りでは加工したものでもなさそうなので(もちろん岩には触れられない)、自然現象として形成されたものと思います。
鍋倉渓(記事未作成)などが星と関連があると考えられていることから、直感的にオリオン座の中央の三連星を意味しているように見えました。特に三体が窮屈に並んでいることなどから。山添村、都祁村に残存するあらゆる巨石、磐座などを探索できれば見えてくるものがあるのでしょうか。


火の見櫓が目印、あるいはそれに負けない磐座が目印か。十二社神社とは道路を挟んで斜め向かい。関連が考えられます。


社殿等はこの小祠と修験道の石神のみ。