☆遅瀬の亀石


大和国山邊郡
奈良県山辺郡山添村遅瀬
(「遅瀬392」のお家の南隣辺り)
(P無し、県道181号線に路駐して10分足らず歩くしか方法は無いと思います)


山添村に多数見られる巨石信仰の一つ。周辺の状況から判断して縄文早期(7000~1万2000年前)からの信仰かと思われます。
三体の巨石からなる「磐座」と解していいのでしょうか。明らかに運んで来て三体を並べたように見受けられます。亀のように見えることからの命名。
今回初めて探索し、かつ時間が限られていたため、この三体が成している意味合いについてまで思いを巡らす余裕はありませんでした。ざっと見た限りでは、一定方向(南東辺りか)に向けて立てられているように思われます。またこの奥地にも「鏡石」と呼ばれる巨石群があり、関連するものかと。次回の課題にしたいと思います。
なお都祁の神野山「鍋倉渓」と吉備津神社、そしてこの亀石、鏡石(後ほど記事UPします)は一直線。しかもその線上は夏至の日の出を向いています。