将軍神社 (色生)


大和国吉野郡
奈良県吉野郡吉野町色生483
(北側の三差路に路駐しました)

■祭神
天照大日霊貴命


津風呂川と小名川が合流する地点、伊勢本街道沿いに鎮座する社。交通の要衝と言えるかと思います。
鏡を5枚所蔵しているらしく、うち2枚が平安時代のもの。創建由緒等は伝わっておらず、鏡の製作当時から鎮座していたかどうかは不明。ご祭神は鏡と関連するのでしょうか。
地名の「色生(いろう)」は、「石墨片岩(せきぼくへんがん)」の露出しているところが多いから。泥に含まれる炭素が圧力を受けて固まったものとされています。墨色で剥がれやすいのが特徴とか。武器や日用品に加工されていたという資料は今のところ見当たりませんが。